肩甲骨の構造

肩こり肩甲骨は肋骨の上に浮いた状態になっていて、ぶら下がっているように付いています。そのように状態から、懸垂関節とも言われ、筋肉で釣るように支えられています。

株式会社ジースポート 解体演書 上肢の構造と運動から画像を引用

肩甲骨を支える、主な筋肉

肩甲骨は、3~4kg位の腕の重みを支え、筋肉が常に伸張されている状態になります。ある程度以上の負担がくると、人体は防御反応が起き、筋肉を収縮させ固めます。そのことにより血管や神経を圧迫させ、肩こりを誘発させます。

  • 僧帽筋
  • 肩甲挙筋
  • 菱形筋

肩こりが起きる人、起きない人の違い

肩こりが起きる人と起きない人の大きな違いは、筋肉の回復時間に関係があることが、最近の研究で分かってきました。上図のように筋肉の回復時間が遅い方は肩こりがあるという結果になっています。男女比を見ても、男性より筋肉が少ない女性の方が肩こりが多いのも、うなずけます。
その他にも、肩関節不安定症(女性の方に20人に1人位います)があると、肩関節の筋肉も緩んでいる状態になっているため、肩に緊張状態となり、肩こりで悩んでいます。

肩こりが起きないようにするには

研究の通り、筋肉の回復時間に関係があることが原因ではれば、筋力トレーニングを行い筋持久力をあげることが、肩こりの根本治療なり、肩こりが治ります。

  • 肩を支える僧帽筋を鍛える
  • 腕と肩甲骨を支える筋肉を鍛える

院長から一言院長から一言

実際に、加圧トレーニングを行っている沢山の方からは、肩こりがなくなったと報告があります。マッサージは一次的には、善くなりますが、結果的には治りません。肩こりには、肩回りと肩甲骨回りの柔軟性をあげること、背筋群や腹筋も鍛えるといいですね!肩こりのお悩み方は、みずき整骨院へご相談ください。運動でもサポートさせていただきます。