高校生1年生の男の子。膝の離断性骨軟骨炎で手術をして、4か月後に膝回りの筋肉を鍛えるため来院されました。
離断性骨軟骨炎は、10歳代の年齢層多く、スポーツ等で、膝に繰り返しの外力が加わることで、軟骨部分に負担がかかり発症します。血流障害により、軟骨部分が壊死し、遊離・分離しますが、症状が軽ければ、安静や免荷等で治りまが、今回の件は、症状が悪く手術を受けたそうです。
手術後は、写真で見ての通り、太ももの筋肉が低下し、4か月間リハビリして来たにもかかわらず、まだ、ゲッソリとした脚のようです。これは、しっかりトレーニングをしたくても、膝が悪いので高重量の負荷をかけられない為だと思われます。でも、離断性骨軟骨炎は、使い過ぎによって発症されます。そのため高重量や反動といった運動は絶対にやってまいけません。
しかし、加圧トレーニングは膝に負担がかからない程度の負荷でも、筋肉に高重量の同じような刺激を与えることができます。
そのようなことから
「加圧トレーニング」は、リハビリには最適なトレーニングだと言えます。